ゼンタングルとは?
アメリカ在住のリック・ロバーツさんとマリア・トーマスさんご夫婦がゼンタングルメソッドを考案し、ゼンタングル社を設立しました。「ゼンタングル」という単語は「禅」と「tangle」(絡まる)を合わせてお二人が作った造語で会社名です。
ゼンタングルメソッドはパターンアートの描き方の一種です。絵を描くことになじみがない方でも創造性を発揮でき、ストレス解消や瞑想的効果など様々な利点もあります。
→ゼンタングル公式サイト
「パターンアート = ゼンタングル」ではありません。ゼンタングルアートはパターンアートの一種です。パターンアート自体は大昔から世界中で行われています。
ゼンタングルアートは「トラディショナル」と「ZIA」に分かれています。トラディショナルゼンタングルは白い紙に黒いインクで描くなど、描き方があります。それは集中やリラックスに特化するためです。ZIAは何を使おうが何でもありです。
↑トラディショナルゼンタングルの例
ゼンタングルメソッドの特徴
・失敗がない
計画なく描くので失敗というものがありません。上手く描かなければというプレッシャーがないのでリラックスしながら描けます。
・つらい練習がない
見本そっくりに描く必要がないのでつらい練習がありません。模様(タングル)を暗記しなければいけないということもありません。
・今やっていることに集中できる
線を描くということに集中することですっきりとした気分になれたり、痛みや悩みから一時離れることができます。
・自分の周りの美しいものに気づく
植物や壁紙、何かの模様などを見たとき、タングルに使えそうだなとかきれいだなとか気づけるようになります。
その他にも色々あります。「イライラすることが減った」など、人によって異なることが起こったりもします。
ゼンタングルメソッドを学ぶには?
【認定講師(CZT)に学ぶ】
ゼンタングル認定講師(CZT)検索
地名(Tokyoなど)を入れて検索すれば、近所のCZTが講座を開いていらっしゃるかもしれません。オンラインのクラスもたくさんあります。
ゼンタングルメソッドは認定講師(CZT)だけが教えることができます。CZTになるにはアメリカや台湾で行われる講習を受ける必要があります。
→ゼンタングル認定講師(CZT)になるには
【本で学ぶ】
ゼンタングル社が出している本でも学べます。公式通販でどなたでも買うことができます。公式書籍の一つ「ゼンタングルプライマー」はアマゾンで日本語版も発売されています(ゼンタングルファンなら絶対にオススメ!)
公式の本以外にも日本や世界のCZTが書かれた本もたくさんあります。アマゾンで注文するのが便利です。
【ネットの記事で学ぶ】
インターネット上にもゼンタングルメソッドについての解説はたくさんあります。
私のブログの記事トラディショナルゼンタングル。他にも日本や海外のCZTのブログなどたくさんあります。
・YouTube
実際に描いているところの動画がたくさん公開されていて、とても参考になります。自分で動画を作って公開することもできます。私のチャンネルはこちらです。
タングル(パターン)は自分で作っても良いですし、他の方が考えたタングルを知りたいときはTanglePatterns.comが便利です。ゼンタングル社公認のページで、描き切れないほどのタングルが検索できます。自分が考えたタングルを登録してもらうこともできます。
【作品の公開や閲覧、交流】
自分で作品を作ると公開したくなりますし、他の方の作品も拝見したくなりますね。公開・閲覧できるサービスはたくさんあります。
・ゼンタングル公式アプリ「Zentangle Mosaic」
アプリストアなどで「zentangle」と入れれば一番に出てきます。
有料版(月360円)と無料版があります。タングルの描き方や面白い使い方、リックさんやマリアさんの最新作の公開など情報盛りだくさんです。世界中の方の作品を閲覧したり自分の作品を公開したりもできます。
・フェイスブック、インスタグラム、ツイッター
画像が投稿できるSNSならどこでも公開できますね。フェイスブックにはゼンタングル関連のグループがたくさんあります。
【よくあるご質問】
ゼンタングルアートを売ったり、印刷した雑貨(Tシャツなど)を売っても良いのか?