【ゼンタングル®認定講師(CZT)になるには?】

ゼンタングル社開催のイベントの最新情報はこちらのページで公開されています。

ゼンタングル認定講師(CZT)には、講習を受ければなれます。講習はアメリカ・台湾・中国、2019年からはドイツでそれぞれ年1~3回開催されていて、開催数か月前から募集が開始されます。募集の開始は公式ニュースレターで知ることができます。2020年からはアメリカやそれ以外の国でもオンライン開催が始まっています。
ゼンタングル公式イベント情報

アメリカの講習はプロビデンスで行われ、内容は英語です(2020年からはオンライン開催もされています)。リックさんやマリアさん、モリーさんがたの講義を受けられます。プロビデンスに行くには直行便で片道13時間前後の後にバスや電車などの方法があります。費用は講習約20万円、直行便の飛行機約14万円、その他の交通費や前泊後泊ガイドその他もろもろで私は50万円ほどかかりました。講習自体は3泊4日ですが前泊や後泊、移動等で日数はほぼ1週間かかりました。
2016年ゼンタングル認定講師講習体験記(現在とはホテルが違います)

台湾・中国での講習は中国語で行われていて免許はCZT Asiaという扱いになっています。講師は基本的にその国のCZTです。2019からドイツで開催が開始された講習は「CZT Europa」という扱いです。

【CZT講習の際に必要、重要なことは?】
私の感想ですがアメリカ開催の場合、CZT講習に重要なのは英語です絵を上手く描けるか、早く描けるかというのは関係ありません。ゼンタングルアートは誰にでも描けるものですし、ゆっくり描くことが推奨されているからです。しかし、教えるにはゼンタングルメソッドを理解しないといけませんし、それには英語が必要です。
自分の英語力を上げることと合わせて、翻訳してもらったり英文のチェックをしてもらえる先生やサービスを探して利用すると理解が深まります。
CZT免許習得に必要な英語力は?

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2017年と2018年の講習に参加されたCZTのお話を伺って、私の参加した頃と特に違うと思った点をあげます。

・講義の内容が多い、1日に描く枚数がとても多くなってきている
私が参加した頃はゆったりとした内容で描くのが大変ということは特別ありませんでした。ですが近年、新しいタイルや新しい技法の公開があったためか講義の内容が多くなり、人によっては描くのが辛いと感じる量になっているそうです。

・リックさんとマリアさんの講義が少なくなってきている
以前はほぼリックさんとマリアさんが交互に講義される形式でしたが、現在はモリーさんやマーサさんなどの時間が増えているそうです。リックさんとマリアさんはご高齢のため体力的にお辛いのかもしれません。リックさんとマリアさんに直接教えていただける機会というのはどんどん貴重になりそうです。

冷房が寒すぎるのはどこも同じようで、靴下・ひざ掛け・上着等の冷房対策は必須です。

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【CZTを取得後はどうするか?】
CZT取得後は講師としてゼンタングルメソッドを人に教えることができます。ですが特に講師をなさらない方も多いです。皆さん様々な状況がおありですからそれは自由です。

講師をなさる予定の場合は、CZTを習得する前からブログやSNSを始めておかれるとクラスの告知などに便利です。また、他のCZTがどんなクラスをしているか、体験しておくのも勉強になります。

クラスをするには様々な方法があります
・貸し会議室やスペースを借りて開く
・公共施設を借りて開く
・カフェなど飲食店で開く
・自宅や参加者の家で開く
・オンラインクラスで開く

CZTが自分で自主的に開くクラス以外に、企業から依頼が来る場合があります。ブログにメールフォームを設置するなど、連絡方法を作っておくと良いです。