2016年04月09日

トラディショナルなゼンタングルの魅力

先日発売された  「ゼンタングル プライマー」を読んで、トラディショナルなゼンタングルの重要性を思い知りました。これまでは意識してトラディショナルなゼンタングルを描こうとしても、色を付けたくなったり宝石を描きたくなったりして結局ZIAになることが度々でした。ZIAはZIAの良さがあります。でもゼンタングルの真髄は、トラディショナルなものにあると心底思えました。

f:id:tanglefan:20160409114556j:image

描いているとき、最終的にどんな絵になるのか全然分かりません。自分で描いているのに、どんな絵になるんだろうとワクワクするんですよね。不思議な感覚です。

f:id:tanglefan:20160409114635j:image

ゼンタングルは描いている最中の楽しさや没入感(?)を重視してはいるものの、できあがった作品自体を無価値としないところがまた素晴らしいですね。自分の作品を公開したり、他の人が描いた作品を鑑賞してそこでのコミュニケーションも否定していません。公開や交流用の公式アプリがあるくらいですからね。ストイックに過程のみを重視するものなら、できた作品はすぐ捨てろとか燃やせとかいうことになるところです。

f:id:tanglefan:20160410143535j:image

ゼンタングルに興味のある方で、もし9センチ四方の厚紙に描いた事のない方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度そのような紙に描いてみられると良いですよ。公式の紙でなくても、普通の画用紙でもこのサイズに切って角を少し丸く切ると似たようなものになります。「ゼンタングル プライマー」に、何回も「描きながら紙を回しましょう」と書いてありました。かなり重要なことのようです。このサイズの紙は、とても回しやすいです。大きな紙やスケッチブックでも回せないことはないのですが、やりやすさが全然違います。

f:id:tanglefan:20160410134352j:image

ZIAばかり描いていたときは、公式の紙は使いづらいのではくらいに思っていました。実際に公式の紙は、マーカーや水彩、色鉛筆でグリグリ描くのには適していないと思います。水彩やマーカーを使った上からさらに何かしようとすると、表面がボロボロと剥がれてきます。今になってやっと納得できましたが、公式の紙はトラディショナルなゼンタングルを描くのに最高の紙です。表面がわざと荒くしてあるようで、線がかすれます。それが独特の味を醸し出すような感じがします。

水彩紙の「粗目」や「中目」とはまた少し違う感じです。少し毛羽立っているような。だからか、描いているとペン先に紙の繊維がついてしまうことも度々です。ついたら、ティッシュに軽くなすりつけてとっています。

f:id:tanglefan:20160410215935j:image

マリアの作品は本当に素晴らしいです。憧れです。マリアの作品はゼンタングル公式サイトのトップページにあるので、すぐ見られます。「ゼンタングル」という言葉は聞いたことがあっても、マリアの作品を知らない方は結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。書店で売っている本にはマリアの作品が載っていないので、初めての方がまず目にするのはCZTの作品か、ゼンタングルファンの人の作品が大半ですよね。

 f:id:tanglefan:20160412112708j:image

私が初めて見たゼンタングルは、海外のCZTの方の作品でした。マリアの作品は、他の人の作品とはもう全くの別次元な感じがするんです。アメリカでは普通のお店でマリアの作品がパッケージになっているタイルとペンのセットが売っているらしいんですよ。日本でも売って欲しいです。マリアの作品が普通に目にできるようになれば、日本でもゼンタングルをする人が激増すると思うのですが。


f:id:tanglefan:20160423175206j:image

↑なんだかごちゃごちゃになってしまいました。

ゼンタングルってフィキサチーフ使わないのでしょうか。鉛筆で描いたあと、フィキサチーフをかけておくと表面の黒色が落ちません。ゼンタングル用タイルは重ねて保管するでしょうから、何もしないと少しずつ黒い粉が落ちそうな気がするんですよね。私は一応かけておいています。

f:id:tanglefan:20160422105143j:plain

 ↑モザイクにしてみました。

「ゼンタングルプライマー」を読んでいると、度々モザイクについて書いてあります。ゼンタングルで言うところのモザイクは、完成したタイル(紙)を並べて見ることです。自分の作品だけで並べても良いし、他の人の作品と自分の作品を混ぜて並べるのも良いそうです。特に、他の人の作品と一緒に並べると自分の作品も新しい見方でみられたり、失敗したと思っていたようなところも気にならなくなったりするそうです。

f:id:tanglefan:20160421214345j:image

↑ボーダーなしなのに、結局四角くなりました。

トラディショナルなゼンタングルを、さしあたって30枚描いてみようと思っています。今15枚くらいです。「ゼンタングル プライマー」に、マリアはキッチンテーブルで夜中、静まりかえった中で描くのがお気に入りとありました。私は夜中は描きませんけど、シーンとした台所のテーブルで描くの好きです。

描いてると、細かくなり過ぎそうになるんです。でも公式的には、細かいの良くないそうですね。ゆっくり、気持ちを込めて、一本一本丁寧に描くのが良いとか。

f:id:tanglefan:20160420232531j:image

↑ボーダーなしで描いてみました。

ゼンタングル公式のタイル(紙)は、少し変わってますね。普通の水彩紙とも違いますし、ケント紙とは全然違います。公式推奨のペンはピグマの01ですがそれは公式の紙+ピグマ01であって、紙が違うならピグマの01が最適とは言えなくなると感じます。

公式の紙だと、ピグマ01でもかなり細い線が描けます。あと、力の具合によって太さを少しだけ変えられます。でも紙がケント紙や普通の水彩紙だと、ピグマ01では太すぎるような気がします。ピグマ01よりも細いピグマ005が使いたくなってきます。公式の紙だと、01でもすでに細いので005は使いたいと思いません。

f:id:tanglefan:20160419232909j:image

↑ストリングにバリエーションがないので、似たような構図が重なってきました。マリアみたいに、思い切ってざざっと描けないんですよね。ボーダーなしでストリングだけのゼンタングルはあまり描いていません。今度はそういうのにチャレンジしてみます。

f:id:tanglefan:20160417151801j:image

↑最近描いたトラディショナルなゼンタングルを集めてみました。よく見れば全部違うのですが、ぱっと見は同じような感じがします。白黒だし、紙のサイズも同じですからしょうがないですかね。

f:id:tanglefan:20160417142954j:image

↑海の感じになりました。

ゼンタングルはどこでもできますけど、ゼンタングルプライマーのレッスン1とか2には冒頭に、心地よい場所でやりましょうとありました。レッスン1なんて、周りが散らかってたら片付けましょうみたいに書いてありました。熟練したらどんな環境でもすっと自分の世界に入れるようになるらしいですが、初心者は困難な状況よりも集中できる場所のがいいんですね。

そういえば座禅体験に行った時、終わった後の雑談時間に、困難な状況での座禅についての話を聞きました。そのお坊さんはお腹が空いている時間帯に座禅をしていたら、炊事をしている部屋から美味しそうな匂いが漂ってきて集中するのが大変だったそうです。そこでやるしかない場合はしょうがないけど、わざわざ困難な場所でやる意味はないとおっしゃっていました。

f:id:tanglefan:20160415231908j:image

↑ゼンタングルは、大きさがほんと素晴らしいと思うんですよね。大きすぎず小さすぎず。最初はこれどうなるんだろうと思っていても、ゼンタングルメソッド通りにしていればちゃんと出来上がりますし。この、なんとかなるんだなという体験を何枚もしていると、実生活でも良いというの分かります。

f:id:tanglefan:20160412135136j:image 

↑右下に描いてあるパターン(タングル)は、公式通販のキットに入っていたマニュアルにあったものです。あまり見たことがない気がします。人気ないんでしょうか。flooというそうです。私は気に入ったので、これからも使おうと思います。

f:id:tanglefan:20160412202422j:image

トラディショナルなゼンタングルを公式のタイルに30枚描くぞ!というのを目標にしているのですが、似たような絵ばっかりになりそうな…。リリー・ムーンさんとか、大量に描いていらっしゃるのに作品がバリエーションにとんでいて本当に凄いです。尊敬しています。

f:id:tanglefan:20160413225357j:image

↑タンポポが咲いていたので、タンポポぽいものを描いてみました。

f:id:tanglefan:20160414223633j:image

↑タケノコみたいのが、模様を入れすぎてごちゃごちゃになってしまいました。ゼンタングルプライマーには、気に入らないタイルも捨てないでとっておきましょうとありました。後から見ると印象が変わるとか、今後の参考にするとか。

     トップページ

     ゼンタングル(Zentangle)とは?
     おすすめサイトとアプリ
     トラディショナルなゼンタングル
     宝石(ZenGem)の描き方